谷垣氏は、菅内閣の支持率が高いことについて「われわれは表紙を変えた効果に右往左往している暇はない」と述べ、反転攻勢に出るよう指示。
菅直人首相については「鳩山前政権の中核におり、極端な主張で行き詰まったマニフェスト(政権公約)を小手先の手段で変えられるはずはない」と批判した上で、「国民の選択肢を何か国会で示さなければならない」と述べ、衆院予算委員会を開くよう重ねて要求していく考えを示した。
出席者からは「与党が予算委をやらないのは、論理的に話せない首相を隠すための『菅隠し』だ」(田村憲久衆院議員)、「1日国会が延びれば確実に首相の馬脚があらわれる」(下村博文衆院議員)など、国会論戦を求める声が続出。「総裁のリーダーシップで今日限り旧来の派閥を解消してほしい」(山本一太参院議員)など、一層の党改革を求める意見も出た。
【関連記事】
・ クリーン菅に「政治とカネ」直撃弾 疑惑の否定も説明拒む
・ 首相、荒井氏の事務所費疑惑に「問題なし」
・ 「読売新聞に抗議したい」 荒井戦略相
・ 「ボロでないうちに選挙だ」政府内で会期延長不要論高まる
・ 荒井氏の事務所費問題「罷免に値する」 野党、一斉に批判
・ 電撃的な首相退陣劇の裏で何が…
・ 「オレ」ではなく名前を(産経新聞)
・ 日本、カメルーンと初戦=オランダはデンマーク戦―W杯サッカー(時事通信)
・ アパート火災、3遺体=幼児と小学生か―北海道・苫小牧(時事通信)
・ 学校早退しひったくり、容疑で中3生2人逮捕(読売新聞)
・ 運転士が準特急と勘違い、駅を280m通過(読売新聞)